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マリ人とマリ・エル共和国

マリ(人)

ロシアのヴォルガ川やカマ川沿岸に伝統的に居住しているウラル語族系民族。「マリ」という語には、《夫、男》という意味がある。その大多数がマリ・エル共和国に居住しており、タタールスタン共和国やバシコルトスタン共和国にも多く住んでいる。
現在のマリ人は、居住地域によって、ヴォルガ川左岸―牧地マリ人(草原のマリ人)、ヴォルガ川右岸―山地マリ人、バシコルトスタン共和国―東部マリ人の3つに分類され、映画の舞台になっているのは牧地マリ人の村である。マリ人はフィンランド語やハンガリー語と同系統のフィン・ウゴル系のマリ語を話す。
マリ人は伝統的に、人間と自然とが密接に繋がっていると考える自然崇拝を行ってきた。最上位におかれているのは天界に住む大白神とされ、その下に火の神や風の神もいる。毎年、夏になると聖なる森に多くの信仰者が集まり、大礼拝祭が開かれる。

マリ・エル[共和国]【Mari‐El】

ロシア連邦内の共和国。面積2万3400km2,人口約69万人。
首都ヨシュカル・オラ。
モスクワから643km。ヨーロッパ・ロシアの中東部、ヴォルガ川流域に位置する。同地域には5世紀頃からマリ人が住んでいた事が確認されており、考古学者達によってそれ以前からの居住も推定されている。ロシア帝国時代より、長年ロシアの支配を受け、19世紀頃からロシア正教による布教が開始された。しかし、それから約20年後、ロシア革命によりソヴィエト政権が発足し、教会の力が弱まったため、充分な布教が行われなかった。現在では、ヨーロッパでキリスト教化されていない国として、各国の異教徒が集う場所となっている。1990年主権宣言を行い、自称をマリ・エルに改名。1992年には、対外的なロシア語名もマリ・エル共和国と改称した。

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